【SNS時代の集客戦略③】施工業者が“やってはいけない”インスタ運用5選

最近はInstagramを活用して集客を狙う施工業者が増えています。しかし、やり方を間違えると「信頼されるどころか、逆に不信感を与えてしまう」ケースも少なくありません。
この記事では、施工業者が陥りがちなInstagram運用のNG行動と、その対策をまとめました。SNS代行を検討している方にも役立つ内容です。
ただし、Instagramを含む、SNSやり始めたばっかりの方は参考程度でOK。とりあえずやってみてから。始めたばかりのアカウントなら、後から修正したり消したりしても影響は少ないですよ。
NG1. 現場写真が雑すぎる
ただの作業風景を「今日も頑張りました!」と載せても、構図が傾いていたり暗い写真だと“雑な会社”という印象になります。
たった一枚の投稿が、会社の印象を大きく左右することを忘れないようにしましょう。
最低限の明るさ・構図・文脈を意識し、「どんな工事か」「こだわりポイント」「現場での工夫」などを添えるだけで伝わり方が変わります。
スマホでもキレイに撮れるからこそ、丁寧に見せよう。
NG2. ハッシュタグをとにかく大量につける
「#リフォーム #工事 #施工会社 #ありがとう #家 #外壁塗装 #現場」など、内容に関係ないタグを30個つけるのは逆効果です。
おすすめは、「地域名+工事種別」「実際に検索されそうな悩み」などに絞ること。
NG3. 職人ノリが強すぎる
「バッチリ納めたぜ!」「現場は戦場だ!」などの投稿は、業界の人には伝わっても、一般の顧客には敬遠されがちです。
InstagramはBtoC(対一般顧客)のツールと割り切り、顧客目線の言葉づかいや写真を意識しましょう。
NG4. SNS代行に丸投げしてチグハグになる
代行業者に任せた結果、建築に関係のない投稿ばかりになったり、薄っぺらい内容でフォロワーが増えないことも。
代行を使う場合でも、「写真と現場エピソードは自社で提供」し、「編集と投稿」だけを任せる形が理想的です。
NG5. ターゲットが曖昧でズレた集客に
「とにかくフォロワーを増やす」ことに注力しすぎて、価格交渉目的のユーザーばかりが集まり、結果的にトラブルになるケースもあります。
見込み顧客につながらない集客は、時間もコストも無駄になります。
インスタで成果を出すための3つのポイント
1. 「誰に届けたいか」を明確に
ターゲットが明確だと、投稿の内容や雰囲気も定まりやすくなります。
例:外壁リフォームを考える30〜40代の戸建てユーザー など。
2. 3大テーマ「施工×人柄×Q&A」をバランスよく
- 施工:ビフォーアフター、施工中のこだわり
- 人柄:スタッフ紹介、現場の雰囲気
- Q&A:「工事は雨でもできる?」「施工期間はどのくらい?」など
3. ストーリーズやリールで“親近感”を出す
ストーリーズで現場入りの様子や職人の素顔を出すことで、距離の近い会社として印象づけることができます。
まとめ:SNSは「信頼を伝える場」
Instagramは無料で使える分、効果的に使えばコストをかけずに信頼を積み上げることができます。
雑さ・職人ノリ・方向性のズレを防ぎ、誠実で顧客目線の発信を重ねていきましょう。