小規模な外壁塗装での失敗──安さに飛びつくと損をする!
「家の一部だけだから安く済ませたい」「ちょっと補修するだけなら業者も適当でいいかも」──
小規模な外壁塗装では、こうした油断が大きな損失につながることがあります。
私自身、現場で「安く済ませたのにすぐ剥がれた」「塗っただけで防水性ゼロだった」という失敗例を数多く見てきました。
この記事では、小さな外壁工事でありがちな失敗と、その見抜き方を具体的に紹介します。
ぱんたロイド:実際「部分塗装で済ませたら1年もたなかった…」って話、ほんと多いんです。
1. 「塗った直後はきれい」でも長持ちしない
見た目は美しくても、1年未満で塗膜が剥がれたり、艶がなくなるトラブルが多発。
その多くは下地処理を省略したり、安価な塗料を使用していたりと、手抜き施工が原因です。
小さな工事ほど「どうせ見えないからバレない」と思われ、雑な作業が行われやすい傾向があります。
2. 「一式〇万円」などの見積書には要注意
ざっくりとした見積書には以下のようなリスクが潜んでいます:
- ケレン(古い塗膜の除去)作業が省略されている
- 下塗り・養生・シーリング処理が未実施
- 塗料の種類・塗布回数の記載がない
細かく工程が書かれている見積書ほど、業者の誠実さと丁寧さが表れます。
ぱんたロイド:「一式」って書かれた見積書、作業内容が明確じゃないから、最低限しかやってなくても、逆にサービス盛り盛りでも、表記が一緒だからね。
3. 「地元で安い業者」は腕がいいとは限らない
もちろん地元の良心的な職人もいますが、極端に安い金額には裏があります。
- 人件費を大幅カットして経験の浅い作業員に任せている
- 材料のグレードを落として耐久性が低い
- 「とりあえず塗るだけ」の作業で見た目しか持たない
プロ視点で「見抜くチェックポイント」
- 見積書に下塗り・中塗り・上塗りなどの工程が明記されているか
- 塗料のグレード・製品名が書かれているか
- 過去の施工実績写真を見せてもらえるか
この3点をチェックするだけでも、悪質業者を避けられる確率は大幅に上がります。
ぱんたロイド:事前にChatGPTで調べるのもアリ。ちゃんと使えば役立つ。
まとめ:「小さな工事」こそ、見積精査と相見積もりが重要
「金額が安い=問題なし」ではなく、中身のチェックこそがトラブル予防の鍵です。
とくに外壁塗装は見た目以上に、防水性や耐久性を左右する工事。小さな工事ほど軽視されがちですが、失敗すれば再工事で費用が2倍・3倍になるケースも。