ホームセンターで頼んだリフォームで後悔──よくある失敗とその理由
「手軽そう」「価格がわかりやすい」と、ホームセンターのリフォーム窓口に相談する人は少なくありません。
私自身もかつて「トイレだけなら大丈夫かな」と軽く考えて依頼したことがあります。
ですが結果としては、施工後の対応や中身の見えづらさに不満が残りました。
この記事では、実体験を交えながら「よくある失敗例」とその対策を簡潔に紹介します。
失敗1:下請け任せで誰が来るかわからない
ホームセンターは、実際の施工を自社で行っていないことがほとんど。
提携している下請け業者が工事を拡うため、誰が施工に来るのかは当日まで不明ということも現場でよくあります。
さらに、現場で疑問や不安があっても「窓口は別会社」なため、連絡がスムーズにいかないことも。
失敗2:「一式見積もり」で中身が不透明
見積書が「リフォーム工事一式 ¥~円」となっていて、内訳の説明が一切ないまま契約になることも。
「材料費はいくら?」「どんな職人が来るの?」という点が曖昧だと、トラブル時にも交樗しづらくなります。
失敗3:アフターサービスが手薄
「不具合が出たのに、抽象的で連絡がつかない」といった声もよく聞きます。
特に小規模リフォームでは保証書の発行すらないことも。
工事前に、どこまで保証されるか・誰が対応するかを必ず確認しましょう。
後悔しないためのチェックポイント
- 「実際の施工担当者」に契約前に会えるか
- 見積書に材料・工賃などの詳細な内訳が書かれているか
- アフター対応の連絡先・保証範囲が書面で提示されているか
上記のいずれかでも曖昧なら、即決せずに他社との比較をすすめます。
まとめ:窓口の手軽さだけで選ばない
ホームセンターのリフォームがすべて悪いということではありません。
ただし、「知っている会社だから安心」と安易に判断してしまうと、中身の見えにくさが思わぬ後悔につながることもあります。
リフォームは“誰がやるか”がすべて。
施工体制・担当者の顔・保証の有無などを確認したうえで答符して契約することが、成功の第一歩です。